2017年12月06日

つぶやき そのⅨ

その16:訪問診療に関わり地域包括ケア病棟を利用する機会が増えてきました。この際入院時カンファレンスが組み込まれることを望みます。医療機関側は介護側が何を目的に60日を限度に入院させようとしているのかを把握でき;どの段階で退院させ、退院後の行き所はどこが適当なのかなど関係者が集まり話し合うことは患者(利用者)にとり有益なことです。
  尚、報酬については、医療保険側は定額ですからマルメと考える。介護保険側は、 利用者のために依頼する部分が大きいことを配慮して無償でよいのでは。
{入院時カンファの導入は、 医療関係者の介護保険への理解が深まる}とつぶやいてみましたが。
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2017年11月30日

つぶやき そのⅧ

その15:介護施設を運営するに当たり、霊柩車の来訪を嫌わない施設を目指しています。「最後まで面倒を看てくれる良い介護施設だ」との評価を取りたいのです。
 このために介護職員を育てる苦労がありました:講演会の開催、講習会や学会などへの派遣、そして看取りを希望する症例についての討論などを訪問診療で参加する医療機関の協力もあり重ねてまいりました。
  やっと介護職員もプライドを持てるようになり、仲間意識が強くなり無意味な退職がなくなりました。評価に値するというお墨付きが地域のお役所から得られ、地方公務員との差額の給与が援助・補助されるようになりました(給与面でも満足してもらえるようになりました) このような経過での評価される介護施設を夢見ています。
  尚、病院も玄関に霊柩車を迎える風潮が生まれているようです。
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2017年11月20日

つぶやき そのⅦ

その14:昨日2人の方が亡くなった。
 一人は施設で看取られた:訪問看護師の協力で安心感を抱きながら、介護士さんたちは未経験の看取りに取り組みました。 翌日の施設は今までにない暖かい雰囲気が漂っていました。なんとなくまとまりがなくいがみ合った職場の様子が一変したようです。今後が楽しみです。
 居宅で6年あまり訪問診療に出かけていましたが、胆嚢炎で搬送先の病院で本日なくなったとケアマネさんから報告がありました。残念ながら皆が希望した在宅での看取りになりませんでした。
看取り年間20例がないと専門の在宅医療機関にはなれません:
基準が厳しいようで、過去数年にわたる実積を考慮する配慮が必要と考えますが、いかがでしょうか。
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